たんぽぽ広場って？

たんぽぽ広場って？ たんぽぽ広場は参加型の内向サークルで簡単に言えば性格がおとなしくて内向的な人の交流会です｡内向的な人同士で交流して友達作りや癒しの場を提供するという趣旨です｡世間の内向人間への偏見はひどいものです｡私もそうですがサークルのほとんどの人が内向的な性格故に心になんらかの傷を抱えていると思います。そこでそういう人達が普段の生活を離れ我々だけで自然体でリラックスした居心地のいい時間と空間を作り出せればと思っています｡たんぽぽ広場はただ単に「内向的な人だけで集まろう！」っていうだけの団体です｡内向的な性格のままで頑張って生きよう！内向的でも人生を楽しもう！という姿勢で望んでいる前向きな団体です。たんぽぽ広場は外部の医師、教育者、学者、訳のわからないボランティアのおせっかいおじさんおばさんなどが主導しているサークルではありません。そのような金と権力のある人の後ろ盾がある訳ではありません。私主宰者のたんぽぽはもちろんスタッフも全て内向人間によって企画運営されている手作りのほのぼのとしたサークルです。また私たんぽぽ自身も現役のひきこもりです。「元」ひきこもりではなく「現役」ひきこもりっていうのがポイントです。こういう自助グループを主宰している人の大抵は元ひきこもりか偽ヒキであって現役ひきこもりが主宰しているサークルは極めて稀だと思います。またこのようなグループの代表者は実は明るくて活発な人の場合がほとんどなのですが、代表者が私のように暗くておとなしい人というケースもとても珍しいと思います。たんぽぽ広場の正式名称は「おとなしい内向的な人の為のサークル『たんぽぽ広場』の会」。通称名称はひらがなの「たんぽぽ」＋「広場」で「たんぽぽ広場」です。サークルにはいろいろな人がいますのであなたの友達作りのお役に立てたり、普段の生活を離れて心のオアシスのような存在になれればと思っています。ここでは他人の目を気にしたり、他人から嫌われないように自分を殺して媚びたりしないで、素直にありのままに自分を表現してください。おとなしくても暗くても別にいいんです。自然体のままで休息の場、心地良い居場所になれれば幸いです。たんぽぽ広場は外の世界で自然体でいられない人が自然体でいてもらう為の場所ですが、だからといって会合では非協調的にはならずに最低限は人に合わせてください。自分なりに輪の中に溶け込む努力も忘れないでください。自然体とわがままは履き違えないでください。 活動内容 たんぽぽ広場には現在３０名ほどのメンバーが在籍しています｡月に一度「たんぽぽの集い」というメイン会合を東京（駒込が多い）で開催しています。参加人数は７〜４５名位（最近は１０名位）です｡年齢は１４〜６２歳位（推測平均３０歳位）です。男女比は男：女＝３：１位です。活動内容は月１回会議室を借りてみんなで普通におしゃべりをしたり悩みの相談をしています。その後はカラオケやボーリングなどをしてレクリエーションを楽しみます。そうやって友達が少ない私達も遊びの場を持ちます。たんぽぽの集い以外にも女性会員限定会合、遊園地、ハイキング、花火、お花見などさまざまな企画を用意しています。たんぽぽの集いではグループカウンセリングのようなこともしています。楽しいですよー！。ただ病的で重度の対人恐怖症の人にとっては多くの人と接する会合は辛いと思います。当たり前のことですがご注意して参加してください。 たんぽぽ広場の対象 人は誰でも内向的な部分と外向的な部分両面持っていると思いますが、たんぽぽ広場ではあくまでも内向的な部分が前面に表れている人を対象にしています。対象とする人は内向的といっても分裂気質や自分の中の別人格のような人が一時的にはうるさく騒げる人ではなくて、騒ぐことが苦手なあくまでも“おとなしい内向的な人”を対象としています。メンタル系でも騒いだりするのが好きな人がいますがそういう人の参加はご遠慮ください。ひきこもり、心の病気持ち、ただおとなしいだけの普通の人の区別は関係ありません。おとなしくて内向的な人だけが参加してください。キーワードは“おとなしい”そして“内向”です。見た目普通より活発そうに見える「自称内向的」なだけ人は今までの統計からたんぽぽ広場の趣旨とは当てはまらない人が多いのは事実です。私が今までサークルをやっていて思うことは「人は見かけによる」ということです。見た目がおとなしくなさそうな人は実際おとなしくない人が多いし、見た目がおとなしそうな人は実際おとなしい人が多いです。たんぽぽ広場はひきこもり・不登校系と言うよりもむしろおとなしい人系の内向サークルです。でも勿論ひきこもり・不登校の人も来てくださって構いません。私自身現在ひきこもりですし。雰囲気はしゃべり過ぎると浮いてしまうくらいなので、他のサークルやオフ会であまりしゃべれなかったノリについていけなかった溶け込めなかったという人も安心してご参加ください。むしろそういう人がこのサークルにふさわしい人だと思います。主宰者は現役ひきこもりでなので人畜無害安心してご参加できます。なお当サークルは恋人作りの為のサークルではありません。ナンパ行為、宗教勧誘、営業行為などは厳禁です。入会金、月会費などはありせん。費用は基本的には無料。正確には実費のみ。実費は施設の利用料を参加人数で割ります。例えば第２洋室だったら１９００円なので１０人参加だったら一人１９０円になります。これは意外と問い合わせの多いことなのですがサークルには年齢制限などありません。年齢のことはお気になさらないで参加してください。ただ年齢層は２０〜３０代中心ということは言っておきます。また、参加者を見ていると年々平均年齢は高くなっている傾向にあるように思います（私はとっくに四十路を過ぎました（＾＾；；）。また、これも問い合わせの多いことなのですが「既婚者で子供がいるのですが参加できますか？」というようなことです。勿論参加できます。既婚者で子供がいるからといって参加できないというようなそんな馬鹿なことはありません。「こんな私が参加してもいいのでしょうか？」という質問がよくあるのですが、そんなに自分を悲観なさらずにおとなしい内向的な人ならばどなたでも威張って参加してください。たんぽぽ広場は今風のノリについていけない・騒ぐことが出来ないというようなおとなしい人が楽しむ為のサークルです。ひきこもり・神経症などメンタル系特定の自助グループというよりも、症状にとらわれずにもっと身軽な感じで集って交流することが目的なので、普通のサークルの“おとなしい人版”という感じです。別におしゃべりなのは構いませんがそれがうるさいとか外向的なノリだと困ります。言っている意味わかりますよね？。ただしただの溜まり場のような感じでは終わらせたくないので、内向的な我々が社会で生き抜いていく為にはどうすればよいのかまじめな話し合いの時間も設けています。来ていただければわかると思いますが、過激派思想集団、自然保護のような妄想的狂信的に正義感の強い団体、変質者、（怪しい意味での）精神世界、家庭内暴力、カルト宗教などのような危険な香りは全くありません。決して怪しいサークルではありません。私も含めてみんな変わり者の集まりですけど（笑）。あくまでもいい意味です（＾＾）。たんぽぽ広場はたまにあるような内向系とは名ばかりのナンパサークルでスタッフや常連のみで楽しんで実はスタッフ自身が女性目的だったというようなふざけた内向サークルではありません。参加してみて実はノリが良くないとはじき出される雰囲気のあるナンパ・パーティーサークルだったというようなことはありません。会社・学校等では普通の人に比べておとなしめで引け目を感じ騒ぐことができないので、似たような性格の者同志で騒ぐことが目的の内弁慶的な内向サークルではありません。あなたはそのような偽者の内向サークルに出会った事はありませんか？。たんぽぽ広場は本当に内向的な人にとっては決して失望させない内向サークルだと思います。そういう理不尽で内向の名を借りた卑怯な内向サークルを私は憎んでいます。たんぽぽ広場は真の正しい内向人間の内向人間による内向人間の為の内向サークルだと思っています。もし明らかに趣旨に合わない人が来てしまった場合積極的に排除（除名）していますので安心してください。 匿名性の排除 たんぽぽ広場では匿名性を完全排除しています。ハンドルネームではなく本名で参加してもらい本名で呼び合います。初めて来た人にはサークルの最後に入会するかどうか決めてもらって、身分証明を書いていただきます｡たんぽぽ広場はオフ会ではなくサークルです。今までオフ会しか参加したことがなくて、サークルという概念を知らなかった人は間違えないでください。メンバーには「たんぽぽ広場」という一つの組織団体に所属していただきます。サークルに来てから「なぜ個人情報を書かないといけないのか」と文句を言うのは止めてください。サークルではハンドル名ではなく本名で呼び合っています。なぜ匿名性を排除して本名を書いてもらい本名で呼び合うのかというと、匿名という仮面をかぶっていては本当の自分の姿で語り合えないと思うからです。そうでないという方もいるかもしれませんが、匿名はどこかで必ず自分を隠しごまかし誇張します。名前をオープンにすれば自ずと心も開いていくものです。だいいちハンドル名で呼び合うというのも考えてみればおかしな風景です。書いていただいた個人情報は決して悪用しないことをお約束します。入会した人には以後こちらからサークルの開催日や内容をメールで連絡しますので、その際に出席、欠席の連絡をください｡ 郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレスの全てを書いてくれなかった人は入会する意思無しとみなし以降の連絡は致しません。自分の目で当サークルがどのようなものか確かめてから安心してご入会してください。途中で退会したい人は一言連絡いただければ登録抹消しますので以降からは連絡しません。自分に合わないと思ったら簡単に退会できますのでご安心ください。 綿毛の行方（たんぽぽ広場の方向性） たんぽぽ広場は真面目系遊び系どっちも有りのサークルにしたいと思っています。片方だけだとバランスが悪いと思います。普通の雑談、真面目な話し合い（悩み相談やテーマトーク）、カラオケ、ボーリング、遊園地、お花見などのレクリエーション企画とバランスよくやっていくつもりです。参加者に楽しんでもらうのが第一の目的です。そして友達の少ない我々が友達作りの場にしてもらいたいと思っています。「またサークルに来たい」と思ってもらえればこのサークルの役目を果たしていると思います。たんぽぽ広場は内向人間が社会に適応するための訓練の場ではなくそういう人達の為の交流会です。勿論それもおろそかには出来ないしやっていくつもりです。このサークルで私達の悩みを解決しようなんて思ってないし解決するなんて不可能です。ただ当事者同志で悩み事を話し合って気持ちをわかちあうことによってそれを軽減することはできると思います。また、私はサークルが寂しさをまぎらわすだけや傷の舐め合いになっても構わないとも思っています。まずは何よりも心の傷を治すことが先決です。傷が癒えないまま焦って先に進んでしまったらますます傷が広がってしまうことになるかもしれません。どうしていいかわからない人は既にこの時点でもたついている人が多いと思います。誰にも言えないような悩みを告白して心を楽にしてください。そうやって心の傷を癒してください。そして自分の思っていることを何でも話せる友達を作ってください。一緒に遊びに行ける友達を作ってください。バカ話ができる友達を作ってください。友を作ることも傷を癒す方法としてとても大切なことです。そこからが本当のスタートです。たんぽぽ広場ではまずはみなさんがスタートラインに立ってもらうことが第一の目標です。そして悩みを解決する糸口をみんなで見つけ出す話し合いを行います。それから悩みを解決するだけでは止まらず、内向的な我々がどのようにして社会に適応していくか、その先に進む方法も議論して模索していくつもりです。たんぽぽ広場ではこのような段階を踏んでいきますので、参加者自身の現時点の状況や希望に応じて利用方法を考えていってもらいたいと思っています。つまり、傷を癒す（癒しの場の提供、友達作り）→悩みを解決する→社会に適応するというステップを踏んでいくことを基本として考えています。これはあくまでも理想でありこの３つの段階は意味がシンクロしている部分もありますので時には戻ってみることも必要です。サークルの運営やたんぽぽの集いでの内容も試行錯誤して向上していけるように常に改善していくつもりです。綿毛の行方は一体どこになるのでしょうか？皆さん一緒に模索して行きましょう！。 たんぽぽ広場の企画・運営 たんぽぽ広場はわたくしたんぽぽと数名のスタッフにより運営されています。といってもただのサークルなのでお遊びのようなものです。でも私は真剣に運営しています。たんぽぽ広場の主宰者とスタッフから成る企画・運営中枢機関を自分では「たんぽぽ隊」と言っています。たんぽぽ隊の人は私のことを「隊長！」と呼んでください。冗談です（笑）。 たんぽぽ広場の歴史 １９９９年４月 たんぽぽ広場の前身のサークル設立、サークル名「森田若者の会」、「神経質若者の会」 １９９９年１２月 一時サークル消滅 １９９９年１２月 主宰者が代わってすぐにサークル復活、サークル名「おとなしい人の為のサークル」 ２０００年７月 諸事情により主宰者交代（たんぽぽになる）、サークル名「おとなしい又は内向的な人の為のサークル『たんぽぽ広場』」→「おとなしい内向的な人の為のサークル『たんぽぽ広場』の会」 ２００１年４月 たんぽぽ広場のホームページ開設 現在に至る このサークルは今まで主宰者が２度代わっており何度か存亡の危機を迎えていた時期もありました。しかし、わたくしたんぽぽが主宰したからには絶対にサークルは潰しません！（たぶん）。たんぽぽ広場は前の主宰者の基盤の元、私が手塩にかけてここまで育ててきたサークルです。これからもスタッフ一同より良いサークルになるよう努力していきたいと思っていますので皆さんよろしくお願い致します。